ツアラーのアンプの配線接続と設定

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配線接続と設定

▲フェアリングの内側

アンプやスピーカーを買って自分で付けようとして迷う人も多いので、代表的な注意点を述べておく。
(以下の注意点はメーカーや機種により異なっている点があるかも知れません)

まず最初にフェアリングを外さなくてはならない。シールドを固定しているネジを3か所外してシールドを外し、両サイドと下部2か所のネジを外してフェアリングを外す。
そしてヘッドライトのコネクタを外せばフェアリングは前に外れる。落とさないように注意して下さい。

配線の接続

アンプへの信号

▲アンプへの信号

一番迷うのは、恐らく配線の接続。
Kikker, Hogtunes, HawgWiredなどすべて米国製なので、説明書は英文。おまけにあまり丁寧には書いてなくて接続図もないアンプも多い。
しかし、配線についてるタグ(Right + とか Left + SP など)を接続していけばそれほど難しくはない。

ハーレー用のアンプはリビング用オーディオアンプとは違う点が多く、そして自動車用のアンプとも違う点がある。
一番の違いは、アンプの入力。ハーレーでは 標準装備のデッキにアンプが内蔵されており、そこからスピーカーに接続されている。それ以外に通常のアンプの入力に接続するような信号線は用意されていない。

ではアンプを外付けする場合はどうするかというと、通常はスピーカーの出力をそのままアンプに接続する(ハイレベル入力 と呼ぶ)。ハーレー用のアンプではまず信号を減衰させてから所定の出力まで増幅するタイプが多い。
減衰のレベルは調整できるので、適切なレベルに調節する。小さすぎるとボリュームを上げても充分な音量にならないし、逆に大き過ぎると音が歪んだり”サー”というノイズが目立ったりする。
ハイレベル入力以外にRCAピン接続のローレベル入力線も持っているアンプもある。

Biketronics

左はローレベル入力のBIKETRONICS社のアンプ。
ハーレーのデッキ内蔵アンプ出力から接続するための減衰器も同梱されており、ハイレベル入力でも使用できる。
Hogtunes社など多くのメーカーのアンプはハイレベル入力端子しかなく、スピーカーへの出力線を入力してアンプ内で一度ローレベルに戻してから増幅している。
ハイレベルの出力をそのまま増幅する事はできない。

ちなみに、ローレベルとハイレベルの両方が使える場合はローベルをアンプに接続した方が良い。なぜならハイレベルはスピーカーを駆動するレベルまで出力を上げており
それなりに出力波形には歪やノイズが入っている。減衰しても歪やノイズは多少残ってしまう。それを増幅するので歪やノイズまで増幅されてしまう。

外部アンプを接続してノイズが入る場合は、アースの接続を見直すと解決する事がある。ノイズフィルターを使用する事もある。

2013以前モデルのオーディオ・コネクタ

2013までのツアラーは背面に2つのコネクタがある。23ピンのコネクタがメインコネクタで、電源やフロントスピーカーのピンが入っている。もう一つはリアスピーカー用で、リアスピーカーの無い車種はコネクタに何もささっていない。

デッキが故障して、どうせならAuaticAVや JENSEなどのデッキでブルートゥース対応に変える場合は、23ピンのコネクタを差し替えるだけでOK。これらのデッキはハーレー専用に作られているので、背面にハーレー純正と同じ23ピンコネクタを持つ。

アンプのレベル調整

アンプのレベル調整アンプの出力は手元のダイアルで変化させる、すなわちラジオの出力で調整するので、ハーレー用のアンプにはボリュームのつまみなどは無い。
ただし、減衰レベルを +3, 0 , -3 などマイナスドライバーで調整できるようになっている(左はHogtunesの例)。
アンプを数台使用する場合は、アンプ間の出力バランスをこのレベル切り替えで調整できる。

電源の接続線

電源の接続線配線は、アンプの入力(ラジオから)と出力(スピーカーへ)、そして電源が主な接続。
電源はどのメーカーも共通で、赤、黄色、黒の3本になっている事が多い。
黒はマイナスで、バッテリーのマイナスに、赤は12Vなのでバッテリーの+側に接続する。忘れずに接続しなくてはならないのが黄色の線。この線は、SWがONになった時に12Vが供給される線に接続する。赤の12V線には、大電流が流れるのでバッテリーに直接接続するが、それだけではいつも入りっぱなしになってしまうので、SW – ON時だけアンプをONする為に接続する。

フェアリングの中なら、ヘッドライトのプラス側に接続すれば良い。シート下から取る時は、テスターなどで調べると良い。

J&Mの設定スイッチ

ARC Audio接続コネクタや設定スイッチはメーカーにより若干異なる。
J&M社製のRockerシリーズ・アンプはRCA入力のローレベル入力も備えており、ローレベル入力/ハイレベル入力の切り替えができる。ローレベルで入力できればより良い音質が期待できる。
内部動作も効率重視のD級ではなくGH級を採用している高級アンプだ。

ツアラーのアンプの配線接続と設定 への7件のコメント
  1. ノリ

    2014〜のcvoツーリングモデルに対応するグレードアップスピーカーはないのでしょうか?

    返信

    1. worldmotor

      worldmotor

      2014以降のCVOモデルにはBoom!AudioのStage2と呼ばれるオーディオが搭載されていると思います。
      スペックは75WX4chで1アンプで300Wです。

      フェアリングスピーカーはウーファとミッドレンジ+トゥイータの3WAYでこの2つのスピーカーに4chの出力が接続されています。
      スピーカーは独特な形状です。
      どのスピーカーのアップグレードを検討されていますか?
      アップグレードの目的は何でしょうか?

      返信

  2. ヨッシー

    失礼します。FLHXでフロントスピーカーのみで、ホグチューンのアンプとスピーカーを取り付けたのですが、アンプレベルは-3でよいのでしょうか?

    返信

    1. worldmotor

      worldmotor

      アンプの入力レベルはスピーカー入力からの減衰レベルを決めるものですが、装着した後で鳴らしながら調節して下さい。
      ボリュームを3とか5とかのレベルにした時に自分の感覚に合うレベルに調節します。出力は入力の大きさ(デッキのボリューム)と減衰器のレベルで決まります。

      返信

  3. マサル

    ツアラー純正アンプをツーリングに付けたいんですが、どのコネクターを外して付けたら良いか、わかりません‼教えて下さい。

    返信

    1. worldmotor

      worldmotor

      ツーリングモデルのデッキのコネクタや配線は年式と車種で変わります。

      2013以前なら以下を見て下さい。
      カスタムガイド>ツーリング>スピーカー・アンプ>FLHXにリアスピーカーを接続する(2013まで)
      デッキの後ろに2つコネクタがありますが、片側はリヤ用なので、FLHXなどでは標準では片側空いています。
      23ピンのコネクタで、この中に電源もスピーカーもハンドコントロールも全て入っています。
      なので、これを差し替えれば交換できると思います。

      CVOの場合はデッキの他にアンプを搭載しており構成や配線が異なります。しかもCVOの車種で変わります。

      2014以降なら以下を見て下さい。
      カスタムガイド>ツーリング>スピーカー・アンプ>2014以降ツアラーにリアスピーカーを追加する

      サービスマニュアルを購入すれば配線図が出ています。
      どうしても判らなければディーラーに相談されるのが良いと思います。

      返信

    2. worldmotor

      worldmotor

      ツアラー純正アンプとはCVOのアンプの事ですか?
      通常のツアラーはデッキの内部アンプを使用しており、アンプは搭載していません。
      年式によりますが、CVOのアンプは他のツアラーに搭載は難しいかもしれません。
      CVOアンプはアクセサリー電源ではなく、CANBUSを使用しています。

      返信

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