2023年CVO以降のハーレーFLHX/FLTRは何が変わった?新世代ツーリングモデルについて

2023年のCVO FLHX/CVO FLTR以降のツーリングモデルを皮切りに
ツーリングモデルは大きく仕様が変わりました!
見た目の変化だけでなく、フェアリング、ライト、メーター、エンジン、電子スロットルまわり、吸気系、足まわり、
電子制御など、カスタムパーツの適合にも関わる変更が増えています。
特に注意したいのは、従来のツーリングモデル用パーツが、そのまま新型FLHX/FLTRに
使えるとは限らないことです!
この記事では、仕様変更のポイントと、カスタム時に確認したい適合の注意点をわかりやすく整理します。
| 変更箇所 | 主な変更内容 | 適合注意が必要なパーツ |
| フェアリング | FLHX/FLTRともに新デザイン化 | スクリーン、トリム、ライト関連 |
| メーター | 12.3インチTFT/Skyline OS採用 | スマホホルダー、USB電源、 マウント類 |
| ライトまわり | フェアリングと一体感のある LEDデザインへ | ヘッドライト、ウインカー、補助灯 |
| エンジン | 2023 CVOは121 VVT、 2024以降は117系へ | チューニング |
| 電子スロットル・吸気系 | スロットルボディや吸気経路の 確認が重要 | エアクリーナー、グリップ |
| 足まわり・ブレーキ | サスやブレーキ仕様が進化 | ブレーキ系、ホイール |

1.フェアリング形状の変更
まず大きく変わったのが、フロントフェアリングです。
FLHXはバットウイング、FLTRはシャークノーズという基本スタイルを残しながら、2023年CVO以降はより現代的な形状へ変更されています。
新型フェアリングは、ライトやウインカー、スクリーンまわりが一体感のあるデザインになっています。
従来モデルのように、それぞれの部品が独立して見える雰囲気とは少し違います。

カスタムで特に注意したいのは、ウインドシールド、フェアリングトリム、ライトまわりの適合です。
同じ「FLHX用」「FLTR用」と書かれていても、従来フェアリング用と新型フェアリング用では取付形状が異なる場合があります。
高速道路をよく走るなら、防風性を意識したスクリーン。
見た目を引き締めたいなら、低めのスクリーンやスモーク系。
新型フェアリングは顔つきが強いので、スクリーンひとつでも印象が大きく変わります。
2.メーター・コックピットの変更
2023年CVO以降の大きな変化が、12.3インチTFTディスプレイとSkyline OSです。
従来のアナログメーター中心のコックピットから、ナビ、オーディオ、車両情報などを画面で確認するデジタル中心の構成へ変わりました。
バイクのメーターまわりが、車のディスプレイやスマートフォンに近づいたと考えるとわかりやすいです。
2024年のFLHX/FLTRXでも、12.3インチTFTタッチスクリーンとSkyline OSが採用されています。

カスタムで関係するのは、スマホホルダー、USB電源、画面保護フィルム、Bluetoothヘッドセット、オーディオ関連、マウント類です。
特に注意したいのは、取付位置と配線処理です。
新型のコックピットはすっきりしているため、後付け感が強いパーツを選ぶと、せっかくのまとまりが崩れてしまう場合があります。
見やすい位置に付くか、グローブをしたまま操作しやすいか。
ここまで考えると、実際に使ったときの満足度が変わります。


3.エンジン・吸気系の変更
2023年以降のCVOには、Milwaukee-Eight VVT 121エンジンが採用されました。
VVTは可変バルブタイミングのことで、走行状況に合わせてバルブタイミングを変化させる仕組みです。
また、2024年のFLHX/FLTRXではMilwaukee-Eight 117が採用されています。
ここで重要なのが、エアクリーナーなどの吸気系パーツの適合です。

従来のMilwaukee-Eight用エアクリーナーが、2023年CVO以降や2024年以降のFLHX/FLTRにそのまま装着することが出来ません。
見た目が似ていても、スロットルボディ径、バックプレート形状、ブリーザー位置、インテークまわりのクリアランスが変わるとにより装着が出来なくなります。
エアクリーナーは見た目の変化も大きく、ハーレーカスタムでは人気の高いパーツです。
しかし新型FLHX/FLTRでは、「ミルウォーキーエイト用」と書かれているだけで判断しないことが大切です。
4.電子スロットル機構の変更
新世代FLHX/FLTRで特に注意したいのが、電子スロットルまわりです。
ハーレーのツーリングモデルでは以前から電子スロットルが採用されていましたが、2023年CVO以降はエンジン、吸気経路、スロットルボディまわりの仕様確認がより重要になっています。
ここでいう電子スロットルまわりとは、グリップ部分だけの話ではありません。
スロットルボディ、吸気経路、エアクリーナー、ECU制御、ライドモードなどが関係します。

特にエアクリーナー交換では注意が必要です。
電子制御されたスロットルボディに対して、バックプレートやアダプター形状が合わないと、物理的に装着出来ません。
「エアクリーナーだけだから簡単」と思いがちですが、新型ではここが失敗しやすいポイントです。
購入前には、しっかり商品がどの年式に装着出来るものなのかを確認して頂く必要が御座います。


5.チューニングの注意点
チューニングデバイスに関しましても、モデルチェンジを遂げたことにより、デバイスの適合が異なりますので注意が必要です。
弊社で大変人気であったスマホ一つで燃調が可能なFP4も例がないく新型では使用出来ません。
現時点※2026/08/12では新型対応の燃調デバイスの販売は確認が取れていません。
その為、デバイスを用いて個人で燃調を行おうといているかたは、マフラーの交換時期やエアクリーナーの交換時期などは慎重に行って頂くことをお勧めいたします。
6.足まわり・ブレーキの変更
2023年CVOモデルでは、SHOWA製サスペンションやBremboブレーキなど、走行性能や快適性に関わる部分も強化されています。
2024年FLHX/FLTRXなども従来モデルからブレーキローターやホールなどの適合が変わってるので注意ポイントです。

まとめ:新世代ツーリングは“年式確認”がカスタムの第一歩
2023年CVO以降のハーレーFLHX/FLTRは、従来モデルから大きく進化しました。
フェアリング、ライト、メーター、エンジン、電子スロットルまわり、吸気系、足まわり、電子制御など、
変更点は見た目だけにとどまりません。
上記項目ではご案内できませでしたが、仕様変更によりハンドルバーやシート、カバー関係のパーツなども
構造が変わったことにより適合が切り替わっております。
弊社では各商品ごとに適合を記載させて頂いておりますので
商品をお選び頂く際に是非ご参照ください。
適合にご不安な様であれば、お電話やメールでのお問い合わせも対応させ頂いております。
専門知識を備えたスタッフがしっかりと適合をご案内させて頂きますので
お気軽にご連絡頂けますと存じます。







ハーレーのツーリングモデルのフレームは2009年から補強が入り剛性が上がっている。リアのスイングアームの太さもかなり違う。
ハーレーのツーリングモデルのエキパイの取り回しが2008と2009で変わった。エキパイのマフラーとの接続部分は同じなのでスリップオン・マフラーの適合は変わらない。

ハーレー、ツーリングモデルのツアーパックも、ツアーパックラックも、そしてドッキングポイントも構造、形状が変更になった。
2014モデルからハーレー、ツーリングモデルの代表的なバッドウイングフェアリング(ヤッコカウル)の変更など見た目にわかる大きな変更箇所がある。



マフラー、エキパイは変更なく、2013用が継続して使えます。
