
バッテリーには、新車時に装備されている純正品のほか、鉛・リチウム・ゲルなどの社外製互換バッテリーがあります。
種類は異なっても、基本的な交換手順は共通です。
バッテリーの交換時に必要となる主な工具は10mmのスパナ、またはプラスドライバーを使用します。
※バッテリー装着位置へアクセスするための工具は車種ごとに異なるため除きます。

取り外し手順
1. まず、バッテリーの-(マイナス)端子を外します。
2. 次に+(プラス)端子を外し、車両からバッテリーを降ろします。
取り付け手順
1. 新しいバッテリーを車両に載せます。
2. +(プラス)→-(マイナス)の順に接続します。
この順序には理由があります。もしプラス端子を緩めているときに工具がフレームなどに触れるとショートの危険がありますが、マイナスを先に外しておけば、そのリスクはなくなります。
取付時の注意
ターミナル部分がしっかり固定されていないと、不調の原因になります。
締め付けが緩いと、ライトは点灯するのにセルモーターが回らないといった症状が出ることがあります。これは接触不良のため、大電流が流れないからです。

車種ごとの違いと便利な工具
バッテリーは意外と重量があり、取り外しが難しい車種もあります。
なかでもツーリングモデルは注意が必要。ECMの下にバッテリーが配置されており、さらに重量も重いため引き出すのに苦労します。
本来は持ち上げ用のベルトが備わっていますが、劣化して切れてしまい役に立たないことも少なくありません。
そんなときに便利なのが、写真のバッテリーリフトアップツールです。バッテリーの出し入れが格段に楽になります。
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