CAN-Bus(キャンバス)によるハーレーへの影響

ハーレーがCANBUSを採用した事で、以前との互換性の問題が発生している。 例えば、車載コンピュータの接続にもCANBUSが使われるので、インジェクションチューニングのデバイスの互換性は無い。

ハンドルのスイッチの接続にもCANBUSが使われるので、ハウジングの互換性は無い。 イグニッションSWにもCANBUSが使われ、以前のように12Vを切り替えてはいない。 ちなみに以前の共通シリアル信号線はJ1850という名称だった。

CANBUSにする事で進化した事もあるし、以前の車両とは互換性の無くなったパーツもある。

①ウインカー

CANBUS搭載車では、ウインカーの電球をLEDに変えてもそれまでの車両のようにハイフラ(早い点滅)にはならない。  これはLEDが普及してきているので、以前のように球切れと判断して電子回路でハイフラにしていたのを、通常点滅の  ままにして、インジケータだけ早い点滅に変えたから。したがって以前のようにイコライザーを買う必要はなくなった。

②インジェクション・チューニング

Vance&Hines がスマホを使用する Fuelpak fp3現在チューニングは車載コンピュータを書き換える方式がメジャー。
マフラーで有名な Vance&Hines がスマホを使用する Fuelpak fp3 をリリースしてきた。以前のようにパソコンや小型の  液晶を使わないでスマホでマップを切り替えたりチューニングができる。
液晶が無いので、その分コストも安い。以前では考えられない価格でインジェクション・チューニングができるようになった。  このfp3はCANBUS用に設計されているので、それ以前の車両では使用できない。
パワービジョンなどはCANBUS用で設計を変え、それ以前用とは別の製品をリリースしている。

ちなみに、ハーレーでCANBUSに変わったのは以下の年式から

ツーリングモデル:2014年式から
ソフテイル:2011年式から
ダイナ:2012年式から
スポーツスター:2014年式から
ストリート:2015年式から

電気信号を使用するパーツはこの年式で適合が 変わっている物が多いので注意が必要だ。