ハーレーのオイル交換に必要なオイルの量について

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ハーレーのオイル交換にはどのくらいのオイル量を買えばよいか？

ハーレーの場合、エンジンオイルのほかにミッションオイルやプライマリーオイルなどもあり、どれを使うか迷う方も少なくありません。そこで、エンジンのシリーズごとにオイルの種類をまとめておくと便利です。

ハーレーダビッドソンに限らず、アメリカ車のオイルは元来「ガロン」や「クオート」といった単位で販売されており、現在も同じ表記が使われています。オイル購入時に知っておくと役立ちます。

ちなみに、1クオートは約0.95リットル、1ガロンは4クオートで約3.8リットルです。 また、オイル交換時に必要な量は、古いオイルをどの程度丁寧に抜くかによって変わります。以下の目安を参考にするとよいでしょう。

　　　　　

【ビッグツイン　ツインカムエンジン】

ハーレーのツーリングモデル、ソフテイル、ダイナに搭載されているツインカムエンジンでは、エンジンオイル、プライマリーオイル、トランスミッションオイルをそれぞれ交換する必要があります。

「どのオイルを使えばよいか迷ってしまう」という場合は、フィルターもセットになったオイル交換セットを、一部のメーカーが用意しています。

ハーレーのオイル交換に必要なオイルの量について
エンジンオイル
ミッションオイル
プライマリーオイル
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エンジンオイル交換作業
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トランスミッションオイル交換作業
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プライマリーオイル交換作業
  1. エンジンオイル
    オイル交換時はおよそ3～3.5クオート（2.8～3.3リットル）。
    （オイルが完全に抜けきった状態では4クオート（3.8リットル）のエンジンオイルが入るが、通常のオイル交換時はオイルが完全に抜けきることはない。）
  2. プライマリーオイル
    通常のオイル交換時はおよそ1～1.2クオート（0.95～1.1リットル）。
    プライマリーケースを外したりして、オイルが完全に抜けた状態では1.3～1.4クオート（1.2～1.3リットル）が入る。
  3. ミッションオイル
    およそ1クオート（0.95リットル）。

　

【ミルウォーキーエイト】

ミルウォーキーエイトエンジンでは、エンジンオイルの量が大幅に増えています。これは、エンジンオイルをシリンダーヘッド周りにも循環させ、冷却に活用しているためです。

  1. エンジンオイル
    オイル交換時はおよそ4クオート＝1ガロン（3.8リットル）強必要。
    オイルが完全に抜けきった状態では、4.75クオート（4.5リットル）のオイルが入る。
  2. プライマリーオイル
    通常のオイル交換時にはおよそ1クオート（0.9リットル）が必要。
    プライマリーケースを外したりして、オイルが完全に抜けた状態では1.1クオート（1.0リットル）のプライマリーオイルが入る。
  3. ミッションオイル
    およそ0.9クオート（0.8リットル）。

【XL スポーツスター　1986～2022　エボリューションエンジン】

スポーツスター用のエンジンでは、プライマリーとミッションが一体構造のため、オイル交換はエンジンオイルとプライマリー・ギアオイルの2種類が必要です。

スポーツスター用プライマリー・ギア兼用オイルのように完全な車種専用オイルもある。

スポーツスター用のオイル交換キットはコチラ！

  1. エンジンオイル
    オイル交換時はおよそ2クオート（1.9リットル）強。
    オイルが完全に抜けきった状態では、2.8クオート（2.7リットル）のオイルが入る。
  2. プライマリー・ギアオイル
    およそ1クオート（0.95リットル）。

　

【V-ROD　水冷エンジン】

V-RODの水冷エンジンは、他のハーレーとは異なりウェットサンプ方式の潤滑システムを採用しています。そのため、オイル交換はエンジンオイル1種類のみで行うが、必要なオイル量は非常に多いのが特徴。

  1. エンジンオイル
    最大5クオート（4.7リットル）のオイルが入る。

　

【スポーツスターS＆パンアメリカ　2021~　レボリューションMAXエンジン】

ハーレーのオイル交換に必要なオイルの量について9

新型のレボリューションMAXエンジンも、オイル容量は多めで、最大4.5リットル（約4.8クオート）となっています。
純正のオイルキットは4クオートセットとなっているため、必要に応じて補充用オイルを用意しておくと安心です。

また、オイルフィルターやフィルターレンチは専用品となっているため、交換時には専用部品を使用する必要があります。

　　　

【オイル購入の目安】

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ミルウォーキーエイトやV-RODの場合、エンジンオイルは1ガロン入りに加え、1クオート入りを1本用意しておくと安心です。
ハーレーのエンジンはオイルが減りやすいため、残った分は補充用として使えるので、多めに準備しても損はありません。

プライマリーオイルとミッションオイルはそれぞれ1クオートを1本ずつ用意します。
もし、プライマリーオイルが1本で足りなければ、必要に応じて買い足すイメージで構いません。
スポーツスターの場合は、エンジンオイルは1クオート入りを3本、ミッション・プライマリー用オイルはそれぞれ1クオートを1本用意すれば十分です。
プライマリーオイルやトランスミッションオイルの交換サイクルは、エンジンオイル2回交換ごとに1回行う程度で問題ありません。

オイルは不足しないよう注意し、規定量の範囲内をキープすることが基本ですが、入れすぎにも注意してください。

　

ハーレー用オイルはコチラからどうぞ

ページ作成・編集者

World Motor LifeHD-PARTS 専門スタッフ
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