ツーリングモデルのシートの交換方法

ハーレー以外の車種から乗り換えた人などはシートの取り外しに戸惑うことがある。

ツアラーのシートの取り外し

seat-t7ツーリングモデルのシートを外す時はまず、シート後方のネジを取り外す。
ウルトラはツアーパックの前方のパッドからぶら下がっているベロで見づらいが短めのプラスドライバーを用意すれば作業がし易い。

ツアラーのシートの差し込み方は年式で異なる

seat-t8シートは後方のネジを外した後で後ろに引いて外す。
シートを装着する時は、シート前方のベロ(差し込み金具)を後方から差し込んで(写真左)、シートの後方を静かに合わせ、ネジで固定する。
ちなみに、”シートが入らない。不良品だ。”とシートが返送される事が稀にある。
聞くと、”ベロがうまく入らない・・・”。シート前方を下に押さえながらベロを挿入し、前方にスライドすればシートは入る。
(新品のシートはベロが入りにくい事がある。)
シート後方は手で押さないと浮いているが、だんだん馴染んでくる。
後はネジを締めれば完了。

ツーリングモデル用のシートの”ベロ”だが年式により異なる。
2007年までは写真のようにシートにベロがあり、車体には穴があった。
2009年式以降ではなぜか逆になり、ベロが車体に付きシートに穴が開いている。

シートナットは便利

seat-nut
シートをソロから2UP(2人乗り)に時々交換する人はビスをシートナットに変えておくと便利。
写真のようにコインを使用するものと、指で廻す物がある。