FLHR(ロードキング)のカスタムのポイント

ウインドシールド

他のツーリングモデルと異なり、バットウイングなどは装備しておらず、通常のウインドシールドか、もしくは何もない。

ウインドシールドは古くなると傷が付いて乱反射したり見づらくなったりする。 シールドを交換する場合は、傷が付きにくいポリカーボネート製がお勧め。 ポリカーボネートは防弾シールドにも使われるくらい強度があり、アクリルが衝撃を受けると割れてしまうのに対し、ポリカーボネートは段違いの強度を誇る。 その中でも、クロックワークス製のFlareウインドシールドは上端がピンと前に張っていて、防風面でもデザイン面でも秀でいてお勧め。(写真は2310-0388

FLHなどと同等なデザインのバットウイングをロードキングに装着もあり。 大型のスピーカーを備え、フェアリング内にアンプを装備し、インナーフェアリングにポケットがあり、スマホを収納して音楽を楽しみながら乗ることもできる。 (写真はTSU-WBOOX

ライト

クラシックなイメージのロードキングにも意外とLEDヘッドライトが似合う。
明るさも明るく、お勧め。

ヘッドライトはFLH用の7インチの物がそのまま使用できる。 FLHにはリングアダプタが必要になるが、ロードキングには必要ない。

ロアーフェアリング

ロードキングにもロアフェアが似合う。 簡単に取付け、取り外しが可能で、イメージが大きく変わる。 冬は冷たい風を防ぎ、夏はウインドウを開けて風を入れれば快適に走れる。

サドルバッグ

FLHRC ロードキング・クラシックは革製のサドルバッグを積んでいる。 革のサドルバッグもロードキングに似合うが、ストレッチサドルバッグ にしてフェンダーエクステンションを組み込めばFLHRSを超えてバガースタイルに出来る。

シート

ツーリングモデルのシートはどの車種も適合は同じで、2007以前と 2008年以降で適合が分かれる。 しかし、CORBIN(コルビン)ではロードキング用に専用のシートを用意している。 違いは前部の形状。コンソールが他の車種と違うので、ロードキングのコンソールに合わせてデザインしている。ぴったりと合う形になっている。 コルビンのシートはシート表皮に質感の高い牛革、サイドには型崩れしにくいビニール(マリーン仕様)、スティッチパターンを入れて、糸の色は赤など、自分だけの指定ができる。 しかもオプション指定が無料か非常に安い。シートにロックも付いていて、座るポジションも下がる。スタイリッシュで質感の高いシートだけにお勧め。職人の手作業仕上げMade in USAだが仕上がりは良い)なので納期は約1か月かかる。

ハンドル

ロードキングのハンドルの適合は2014までFLTRロードグライドと同じだった。 2008まではケーブルスロットルで、 2009年からは電子制御となった。 2015からはFLTRのハンドル径とライザーが1.25径になった。 ロードグライドは1インチのままで、2015から適合が分かれた。 写真のようなAPEハンドルも意外とロードグライドに似合う。

ツアーパック

FLHと同じツアーパックをFLHRシリーズに搭載できる。 適合はまったく問題ない。 ハードサドルバッグのロードキングならばデザイン的にも違和感はない。

ロードキングクラシックのようにハードサドルバッグでは無い車種にはやはり革製(実際にはビニール)のツアーパックがしっくりくる。 ハーレー純正もあるが。Mustangのツアーパックもお勧め。 容量が大きくフルフェイスが余裕で入るし、デザインが合う。