ソフテイルのハンドルを交換する

ハーレーではハンドルを交換する人が多いが、ソフテイルでは手を上げるスタイルのエイプ・ハンドルや日本人の体格に合うプルバックなどのハンドルが人気がある。ハンドルを変えるとライディングも変わるしスタイルも変わってくる。

ハンドル選びの注意点

  1. ケーブル類は交換する?
    ハンドルを交換すると、ケーブル類も交換しなければならない可能性がある。アクセルワイヤー(電子制御の配線)クラッチケーブル・ブレーキラインの長さが足りない事がある。特にブレーキラインは融通が効きにくいので注意が必要。
  2. 横縦幅を変えた時の注意
    高さ、幅が極端に変わると構造変更が必要になる場合がある。先が尖ったり、可変式のものも車検が通らないこともある(先がとがっているハンドルはその部分にパッドを巻き付けておけばOKという話もあるが・・・)。

電子制御スロットル用ハンドルとは?

tbw-handle

電子制御スロットルハンドル

ツアラーでは’08から電子制御スロットル(Throttle By Wire:TBW)に変更になったが、ソフテイルもCVOモデルから採用になり、2016からは全てのソフテイルが電子制御スロットルとなった。
電子制御スロットルでは、従来のようにワイヤーでスロットルを直接引っ張らないで、どれだけ開けたかをセンサーで検知して電気信号でECM(車載コンピュータ)に伝え、ECMがモーターでスロットルを開ける。

それに伴い、ハンドルとグリップが変更になった。ハンドルには左の写真のように右端に切り欠きが入っている。
この切り欠きはスロットルのセンサーの為にある。つまりこの切り欠きが無いと電子制御用に使用できない。
(通常のハンドルも切り欠きを入れれば、電子制御用として使用可能になるので、カスタムショップなら切り欠きが無くても削って対応できるところもある・・)
この切り欠きが有ってもケーブルスロットル車には使用できる。
電子制御用ハンドルはハンドルバープラグ を使うと、でちらにも対応可能なので、
今後は切り欠きのあるハンドルが主流になってくると思われる。