豊富なエンジン回りカバーでカスタム

ダービーカバー

ダービーカバーを交換される際は、ガスケットの交換が必要となる。
ノーマルのダービーカバー・ガスケットとカスタムのダービーカバーでは年式によりガスケットの形状、大きさが異なる(付ける場所が違う)。
ダービーカバーの交換は比較的容易だ。
カバーを外した時に中のプライマリーオイルが漏れないように注意すれば問題ない。
工具も車載工具でOK。

また、同じデザインのタイマーカバーもリリースされている。合わせて交換すると、まとまりのあるカスタムとなる。
ダービーカバー、タイマーカバーの交換方法は:ダービーカバー・タイマーカバーを交換するを参照

シフトリンケージ

ノーマルはただのロッドであるが、カスタムパーツには実に様々なデザインのものがある。このパーツはシフトチェンジの度に動く部分なので、ボルトはしっかりと締める必要がある。

プライマリーカバー

ダービーカバーと、インスペクションカバーはプライマリーカバーに取り付けられている。プライマリーカバー内ではプライマリーチェーンが、エンジンで発生した力を クラッチに伝えている。ここには1リットル弱のミッション&プライマリーオイルが入っている。

コイルカバー

取り付けは、もともと付いているボルト2本を外して、新しいカバー用のブラケットを共締めするのみ。

エレクトリカルパネルカバー

ヒューズボックスカバーと呼ばれることもある。中にはヒューズ等がある。取り外しに工具は必要としない。適合は’04から’11のものと、’12以降で異なる。 このカバーには美しいトリムも用意されている。

インナープライマリーカバー

プライマリーカバーとシリンダーベースの間を埋めるパーツ。インナープライマリーそのものを交換するより格段に コストパフォーマンスが良い。(作業時間も格段に短い)

取り付けは簡単で、プライマリーカバーのボルトを使い共締をする。フォワードコントロール用とミッドコントロール用で適合が分かれる。

ヘッドボルトブリッジ

スパークプラグの両脇にあるヘッドボルトに接続パーツを取り付け、その上からボルトで留める。 作業時間は5から10分程度といったところ。ボルトの締めすぎには注意。

このパーツを取り付けてもプラグの脱着は可能だが、車載工具のプラグレンチは 利用できない。ラチェットハンドルとソケットがあると、このパーツの上からでもプラグ交換が容易。

シリンダーベースカバー

取り付けは容易。シリンダーベースのボルトを取り外し、付属のボルトを使いマウントを 取り付ける。そのマウントがカバーを取り付けるネジを受ける。 このパーツはエンジンの左側のみで、左右セットではない。 右側のものは、リフターブロックカバー、タペットブロックアクセントと呼ばれる。

タイマーカバー

ポイントカバーとも呼ばれる。ダイナのタイマーカバーはネジ穴が5つ。(スポーツスター用のものはネジ穴が2つなのでご注意を!!)

カムカバー

タイマーカバーがくっついている大き目のカバー。ツインカムモデルはこのカバーの奥にカムが2つ収められている。

リフターロック カバー

ポイントカバーとも呼ばれる。ダイナのタイマーカバーはネジ穴が5つ。(スポーツスター用のものはネジ穴が2つなのでご注意を!!)

トランスミッション

クラッチカバーとも呼ばれる。 クロームのサイドカバーに交換するときは、ボルトも併せてクロームのものにすることをお勧めしたい。(ものによってはサイドカバーに付属してくる) 取り外しには、ミッションのオイルを抜いてから6本のボルトを外すのみ。

バッテリーカバー

お手軽にできるカスタムの一つ。反対側にあるエレクトリカル・パネルカバーと併せて考えたい。バッテリーカバーを装飾するパーツとしてバッテリーカバー・バンドも用意されている。