常識的なバランスを捨てた先にだけ現れるラインがある。
FXSB Breakoutという素材を、ここまで引き伸ばし、削ぎ落とし、研ぎ澄ませた個体は他に存在しない。
23インチのDNAツイストホイールが、まず視界を奪う。
7度レイクされたフロントとDLCコートフォークが、その巨大な円を“前へ押し出す力”に変換する。
一方リアは280mm。
もはやグリップではなく“接地の支配”だ。
DNAホイールとプーリーが、単なるワイド化に終わらせない精度を与えている。
Performance Machine製オープンプライマリーは、剥き出しの機能美。
エアクリーナーのファンネル化と相まって、この車両は“吸って、回して、魅せる”という三拍子を成立させる。
外装はCenter Rootsによるエアブラシ。
タンクからリアフェンダーへ流れる陰影は、単なる装飾ではなく“車体の流れそのもの”だ。
NLCのチンスポイラーとリアフェンダー。
そして各部に散りばめられた尖りのディテール。
そのすべてがこの一台のコンセプトを静かに主張している。
Legend製エアサスにより、極限のロースタイルを維持しつつ実用域を確保。
さらにKickerのサウンドシステムが、このマシンに“音の存在感”を与える。
【1ミリでもカッコ良く】 KFFKツイストナンバーフレームで煌めきを纏った。
これはBreakoutではない。
BLACK BREAKERというジャンルだ。
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