ブローバイガスには未燃焼ガスの他に揮発した高温のエンジンオイルが含まれ、通常はエアクリーナーに還元され燃焼されますが、エンジン内部が汚れる、エアクリーナー部でオイルが漏れる事がある、という欠点があります。
オイルキャッチタンクにオイルを溜めてしまう方法とフィルターで蒸発させてしまう方法があります。
オイルキャッチタンクを使用するシステムがお勧めです。
それ以外はフィルターを通して未燃焼ガスが大気開放されます
エンジン内部はクリーンになります。車検はNGです。

ブリーザーキットの取り付け可否について

エアクリーナーのバックプレートの形状によって、取り付けの可否が異なります。

• 写真の赤丸のように、ブリーザーボルト部分とバックプレートが一体型のエアクリーナーには装着することはできません。
• バックプレートとブリーザーボルト部分が別体式であれば取り付け可能です。
  ※バックプレートのブリーザーホース用の穴は塞ぐ必要があります。

以下のエアクリーナーブランドは、一部例外があるものの別体式のバックプレートを採用しています。
【S&S ティアドロップ】、【バンス＆ハインズ ラウンド型】、【DKカスタム】、【クリアキン】、【COBRA】
なお、別体式の場合、サポートブラケットは通常付属しているはずですが、もし無い場合は別途購入する必要があります。