サスペンションの役割

seat-01サス(サスペンション)の役割は路面の衝撃を吸収し、車体を安定させる事にある。
サスペンションには衝撃を吸収するためのコイルとコイルの反発を抑えて車体を安定させるためのダンパー(主にオイルを使用する)が組み合わされている。ツーリングモデルなどには重い車重をささえるためにエア・サスが使用されているものもある。

サスペンションが劣化してくると本来の乗り心地や安定感が損なわれ、著しく走行性能が低下する。ハーレーだからこんなものという認識が生じがちではあるが、サスペンションの本来の性能が発揮されれば 走行姿勢も安定し、本来の心地いい振動はそのままに不快な路面からのショックのみを吸収することが可能。結果、ライダーの疲労も軽減され、街乗りからロングツーリングまで全ステージで本来の快適なライディングが楽しる。

さらに、サスペンションのデザイン、カラーが変わるとバイク全体の印象もだいぶ変わったものになる。例えば、ブラック塗装が施されたサスペンションに交換するだけで、バイクの印象がより洗練された仕上りになる。

また、リアサスペンションを交換した場合は、フロント側の交換または調整も検討して全体的なバランスにも気を使いたい。
フロントサスはショックを吸収するだけでなく、ブレーキの性能を引き出すためにも重要である。

オーナー個人個人の嗜好に合わせた適切なサスペンションを選ぶことが、眺めて良し、乗って楽しいハーレーライフにつながる。